日本、アメリカ、ヨーロッパの、おもなビジネススクールのリストと、それぞれ特徴を掲載。自分の描くキャリアパス、環境、条件と照らし合わせて、最適な学校を見つけよう。
■アメリカの主要なビジネススクール
- Harvard(HBS)
(東海岸) - ジェネラルマネジメントスクールの代表とも言える存在で、ケーススタディを中心とした学習メソッドが有名。卒業する頃には、意識して考えなくとも、常に論理的で正しい判断ができる能力が備わる。
- Pennsylvania(Wharton)
(東海岸) - 教員数の多さでは群を抜く。また、独自に設けた専攻分野により、より深い専門性と広い視野を得ることができるなど、質の高い学習が期待できる。専攻分野はファイナンス、不動産、ヘルスケア、多国籍/戦略的マネジメントなどがとくに有名で、MBAと併せてMB(Master of Biotechnology)も取得することが可能。
- Columbia
(東海岸) - ファイナンス、国際ビジネス分野のトップ校。アントレプレナーシップに力を入れているほか、ほかの学部(法律、ジャーナリズム、国際関係学など)での科目も選択できるのが特色。
- Dartmouth(Tuck)
(東海岸) - ジェネラルマネジメント分野とMBAプログラムに主眼を置いた、ユニークなビジネススクール(博士課程なし)。プログラムは「リーダーシップ・フォーラム」という枠組みで全体を統合されている。また、「国際ビジネス・フィールド・スタディ」では、開発国でのコンサルティングを実体験することができる。
- MIT(Sloan)
(東海岸) - テクノロジー分野、生産・オペレーション分野のトップ校。学生は全員リーダーシップ、リサーチなどの実践のコースを履修し、キャリアに即したプロフェッショナル・セミナーに参加する。ハーバードと共同の2年制二重学位プログラム、「バイオ・メディカル・エンタープライズ」を受けることも可能。
- Cornell(Johnson)
(東海岸) - 実践的なジェネラルマネジメントのプログラムで、1年目から、戦略的ブランドマネジメント、投資銀行業務、経営財務などの、様々な専門分野に進むことができる。人的資源管理の分野との二重学位(MBA/M.I.L.)を取得できるプログラムもあり。
- NYU(Stern)
(東海岸) - ファイナンスとアカウンティングの分野に秀でている。国際ビジネス分野の優れたプログラムを提供し、エンタテインメント、メディア、テクノロジー分野にも定評がある。
- Carnegie Mellon(Tepper)
(東海岸) - 情報技術およびオペレーションの分野ではMITと拮抗。MBAの学生は従来の専門分野からの履修だけではなく、学部をまたいだ「クロス・ユニバーシティ・トラック」を選択することもできる。
- Yale School of Management
(東海岸) - 初年度には「リーダーシップ・ディベロップメント・プログラム」や「キャリアコース」を履修。教授陣によって書かれた、独自のキャリアガイドやワークショップなどのソースも使われる。1年目の1月には、すべての学生が国際研修旅行に参加し、 グローバル企業の実際を見る。
- Northwestern(Kellogg)
(中西部) - マーケティング分野のプログラムは秀逸。また、学生の意見を反映したコンサルティング・プロジェクト(LEAP)、テックベンチャー、特定国へのチーム研修旅行(GIM)などのユニークなプログラムに加え、バイオテクノロジー、ヘルスケア、不動産、メディアの分野で専門性の高い優れたプログラムも提供している。
- Michigan
(中西部) - ジェネラルマネジメント、戦略、組織行動、マーケティング、ロジスティックス/オペレーション、非営利マネジメントなどを学べる。また、タウバー研究所との共同のプログラムオプションは、製造に関心を持つ学生には魅力的。製造を専攻としてのMBA、もしくはMBAと工学修士号の二重学位を取得することも可能。
- Chicago
(中西部) - 理論ファイナンス、経済学、アカウンティング分野の最高峰。アントレプレナーシップ(専攻)にも力を入れている。チーム・ベースの実践的な各種コンサルティング・プロジェクトでは、一流の学者との接点が生まれる可能性も。
- Indiana(Kelley)
(中西部) - ファイナンス、マーケティング分野のトップ校の一つ。学生は、伝統的な専攻分野と、業界に的を絞った「アカデミー」を組み合わせて自分のプログラムをカスタマイズする。「アカデミー」にはスポーツやエンタテインメントなどのユニークな分野も用意されているほか、コースワークとプロジェクトワークをキャリアに直結させ、実務家との交流も組み合わせている。
- Stanford(GSB)
(西海岸) - HBSと並ぶジェネラルマネジメント分野の雄で、シリコンバレーの人脈に強い。分野横断的な選択科目数の多さと、MBAプログラムの中でももっとも優れたパブリック・マネジメントのプログラムを持つのが特徴。
- UCLA(Anderson)
(西海岸) - ファイナンス、アントレプレナーシップ、ジェネラルマネジメントなどの分野に強く、「フィールド・マネジメント・スタディー」は、理論を実社会に応用するのに有効に作用している。2年目には、起業をテーマにした「ビジネス・クリエーション」と、特定の産業分野での研究などを行う「スペシャル・プロジェクト」が交互に組まれる。
- UC Berkeley(Haas)
(西海岸) - 早くからアントレプレナーシップを重視し、ハイテク、技術マネジメント、不動産、国際ビジネス、ヘルス・マネジメント、社会責任などの分野に優れたカリキュラムを提供している。
- Duke(Fuqua)
(南部) - 高い評価を得ているジェネラルマネジメント分野の中でも、マーケティングとファイナンスがとくに優れている。リーダーシップを育む「統合的学習経験(ILE)」のほか、ヘルスセクター・マネジメント、ソーシャル・アントレプレナーシップなど、秀でたプログラムを擁する。
- Virginia(Darden)
(南部) - 「南部のHBS」と言われるほど、ジェネラルマネジメントの分野では草分け的存在。HBS同様ケース・メソッドがメインで、幅広い戦略的枠組みの構築を目的とした、統合的なカリキュラムが組まれている。


